ちりゅう歯科ブログBlog

口が開かない、あごが痛い

院長の三井です。

 

 

近頃、顎関節症のご相談が多く感じます。

顎関節症とは
・口が開かない
・開けるとき痛みがある
・顎を動かすと耳の前あたりがカクッとなったりジャリジャリ音がする

などの症状が多いです。

ひどくなると全く口が開かなくご飯も食べられないという人までいます。

 

 

痛みの要因は

・下顎骨のすり減り・上関節腔の平坦化

・関節円板のズレ・すり減り

 

 

などが考えられます。

 

 

その原因はどこにあるかというと

・慢性的な噛みしめ、歯ぎしり(生理的なもの、激しいスポーツ・力仕事によるもの、ストレスによるもの・・・など)

・そもそもの骨格的なゆがみ

・歯並び、かみ合わせのバランスの悪さによるストレスのかかった咬合

(これは骨格のゆがみにもつながります。ガタガタしているからダメというわけではありませんし、

歯並びが綺麗だから大丈夫ということでもありません。身体が噛みたい位置と噛み合わさる位置を同じにするということです。)

 

 

 

 

 

 

先天的な原因よりは日々の癖や歯並びからくる後天的なものがほとんどかと思います。

そしてこれらが複合的に絡んでいます。

 

 

解決方法としては

・マウスピースの装着            (噛んだとしても関節へ負担をかけづらくする方法。楽に噛める顎の位置も探します。)

・筋肉を和らげてリラクゼーションを図る方法 (当医院ではお口の中から直接咀嚼筋を緩めていきます)

・バランスのとれたかみ合わせをつくる方法  (かみ合わせの調整・被せ物の入れ替え・矯正治療)

 

 

 

となります。

複合的に作用しているので治療法も複合的になることもしばしば。

 

 

いきなりスカっと良くなるものではありませんので、少し長めの目で臨むことが必要になります。

 

 

 

 

お困りの際は一度ご相談頂けましたら幸いです。

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